Wi-Fiとは
Wi-Fiって何?とよく聞かれますが、正しい意味は無線LAN機器間の接続を認証されたという印のことです。
スマートフォンでは、自宅の無線LANや公衆無線LANと呼ばれるインターネット接続のことを指し、一般的には携帯電話の回線を使った通信(3G)よりも高速であることが特徴です。
この他にも、最近ではポケットWi-Fiのように、携帯電話の回線を使ってインターネット接続を行い、スマートフォンやパソコンとは無線LANを使って接続する機器のことをWi-Fiと呼ぶことがあります。
iPhoneなどの契約時にWi-Fiも一緒に…などと勧められるのは、このような機器のことで、インターネットに接続する際には同じ携帯電話回線を使いながらも、より高速な通信が可能となっています。
ちなみに、iPhoneの場合は容量20MBを超えるアプリがWi-Fi環境でないとダウンロードできないため、抱き合わせ販売されていますが、よく行く場所にソフトバンクのWi-Fiスポットがある場合や、自宅で無線LANが使用できる場合は、特にWi-Fi機器を購入しなくても何も問題はありません。
Wi-Fiを使うメリット
Wi-Fiを使うことによるメリットは、最近ニュースでもよく見るようになった回線の飽和の問題により、各通信会社がかけている通信規制に引っかからないことです。
通信規制は、ドコモとauで直近3日間のパケット使用量が300万パケットを超えた場合、ソフトバンクでは先々月1ヶ月間で1000万パケットを超えた場合の当月1ヶ月間、通信速度が遅くなることがあります。
Wi-Fiを使った通信は規制対象のパケットに換算されませんので、大容量のデータ通信などはWi-Fiを使うようにすれば、これらの規制対象となる可能性は限りなく低くなります。
ただし、ポケットWi-Fiなどの機器の場合は、その機器自体が携帯電話回線などを使った通信を行いますので、それぞれに規制となる基準があったりします。
自宅や公衆無線LANを使う分には、問題ありません。
Wi-Fiを使うデメリット
Wi-Fiには当然、デメリットもあります。
それは、電池持ちの問題。
連続で通信させる場合はONにしておいた方が良いですが、通常の電話としても使うようなスマートフォンの使いかたの場合は、使わない時にはOFFにしておかないと電池の消耗が激しくなります。
Wi-Fiと一緒によくWiMAXって?と聞かれますが、こちらは全くの別物(携帯電話の回線に近いもの)ですので、またの機会にご紹介したいと思います。