ワイモバイルからドコモに戻そうとしている話
これ、本当は切り替えが完了してから書こうと思ったのですが、端末届かない事件と絡むので先に書いてしまいます。
ちなみに今回もネガティブな内容も含まれますが、自分の使用法ではこうだったという事実ベースにもとづき記載しておりぜひとも改善していただきたい内容です。
全てのユーザーのかたがこう感じるわけではなく安さなりその他の部分でメリットがあるかたには引き続きお勧めしたいと思いますが、自分と同様の用途の場合に契約して失敗したと思われるのがユーザーにとってもキャリアにとってもマイナスになるのではないかという意図もあり書いています。
今回のMNP移転によって月額がなんせ倍に上がるんですよ。倍。多少遅くても安い方がというかたの方が多いと思います。
経緯を書くにあたり、現状の構成を先にご紹介しておきます。
主回線:ワイモバイル
副回線:楽天モバイル UN-LIMIT (以前はIIJ mioでした)
ワイモバイルさん最近妙に遅くない??
去年のワイモバイルに乗り換えましたという記事の中で、格安SIMの中でも少しだけ高いワイモバイルとUQはMVNOという区分ではなくそれぞれauとソフトバンクのサブブランドなだけだから速いと書いていました。
ごめん。あれは嘘だ…
いや、嘘じゃなかったんですよ。
MNOなので速いはずでした。
そして乗り換え当時は速かったし、今でもUQは速いです。
なのにどういうことですか、このワイモバイルの遅さ。
※データはkeisoku.ioさんのスクリーンショットです
もうね、意味がわかりません。
ここしばらくずーっとこんなんです。
とにかく、あの記事を見てワイモバイルを契約して遅さに悩まされているかた、本当にごめんなさい。
ちなみにワイモバイルもUQと同じく(というか追随する形で)、Mプラン以上であれば月のパケット契約容量を使い切っても上限1Mbpsは出ますというのを売りにしています。
つまりこれ、ほぼずーっと通信制限がかかってる状態と同じじゃないですか…
ワイモバイルさん音声通話が切れるのですが…
もうひとつ致命的なのがこれ。
音声通話、実は個人的には好きじゃありません。
本業がエンジニアのため、何かを組んでいる時に電話が来ると集中力が途切れて生産性が上がりません。
しかし、世の中には電話文化なかたもいらっしゃいまして、最近多いんですよ普通の電話回線を使った音声通話。
仕事の通話なので切れてもらっては困るのですが、なぜか数分おきぐらいにぶつぶつ切れるんです。
ネットの投稿を調べてみるとこういうかたが多く、3Gに固定すると直るよ!みたいな書き込みも見られました。
もちろんカスタマーサポートにも相談済みです。
投稿内容や自分で試行錯誤した結果としては、VoLTEから3Gへのフォールバックで失敗して切断されてる??
ということは、ワイモバイル固有の問題じゃなくて、これってソフトバンクでも発生しうるよね??
現状の構成でのエリアカバレッジの問題
歴史的な経緯を考えるとワイモバイル、つまりソフトバンクが室内や地下で弱かったりすることは契約前から認識していました。
そこで以前は、IIJ mio(ドコモのMVNO)を副回線とし、日中は遅いがエリアカバレッジ的には補間できるような構成で使っていました。
音声通話が途切れる問題で音声はワイモバイルでパケットを楽天にすればいいじゃん!という安易な気持ちから、副回線を楽天モバイルUN-LIMITに変えてしまったというところが問題でした。
楽天モバイルUN-LIMITは元々別の端末で使っていて、回線速度にもそんなに不満がなく、エリアに関してもKDDIローミングするし大丈夫でしょ!と安心していたのですが、ヘビーに使い始めてみるとパケ詰まりもひどいしエリアもひどい。
23区内でもそれなりにKDDIに切り替わっているのはまだ良いとしても、ビルの中など切り替わってほしいところでは切り替わらず圏外。
ただ、ご存じのかたも多いと思いますが、現在楽天モバイルUN-LIMITは1人につき1回線まで1年間無償キャンペーン中。
無料なのに文句は言えません。
つまり現在のこの構成、両方ともデータ通信がクソなのです。
乗り換え先候補の選定
乗り換え先は前回と同様の考え方で、通話の問題がありそうなソフトバンクを除いた大手2社か、MNOのUQという3択。
料金が上がらないのはUQです。
ということでまずUQの評判を調べてみると、回線品質は概ね問題なさそうなものの、事務手続き周りがやばそう。
なんと今どきオンラインでの解約ができません。
電話での手続きなのに、電話はドコモと同様にコールセンターが出ないまま時間が経過すると勝手に切られるという仕組みの模様。
それって、解約したくても一生解約できなくない??
さらに気になるのが短期解約では違約金を取られそうなプレスリリースも見つけました。
現在のヘルプページにはそこまで詳しく書かれていないため、現状どうなのかは不明ですが、トラブルの予感がします。
ここで、ドコモかauの2択となりました。
おそらく料金は両社ともそれほど変わらないだろうなということで、まずは条件を整理してマッチするプランを探します。
条件は前回の移転時とそれほど変わっていません。
- パケット使用量は月5~7GB程度、多いともう数GB増える
- 通話は自分からかける場合は折り返し等で短い通話が多い
従量課金プランのMAXである7GBのケースか、それを超える数十GBのプランのいずれかが該当しそう。
7GBにしておいて越えた時に1GBあたり1000円払うのであれば、数十GBの方にしておいた方が良さそう。
こちらが~7GBの時の料金シミュレーション。
30GBまで使えるギガホの料金シミュレーション
4G契約と5G契約があるが、ドコモだと5Gにするとキャンペーンでパケット使用量無制限と12か月間通話定額プラン料金が700円割引に。
つまり諸々足していくと月額は12か月間は5Gの方が安くなることに。
こちらが5Gギガホの料金シミュレーション(~12か月は先ほど貼った4Gよりも安い…)
パケット無制限ということはいざというときに自宅のサブのネット回線として使えるので、ドコモ5Gのギガホプランに決定です。
料金としては現状の組み合わせと比べると約倍とかなり高くなりますが、致し方ありません。
ドコモ 5G ギガホプラン契約に向けて
ドコモ 5G ギガホプラン契約にあたり、ひとつ問題がありました。
すでに契約しているかたから、契約時に端末を買わされたと。
ドコモで扱っている5G端末はどれも10万円前後の高いものばかりです。
そこでまずはオンラインショップのサポートにコンタクトしてみました。
するとオンラインショップでは端末込みでの扱いしかないので、ショップに聞いてくださいという回答。
あれ?法的に端末抱き合わせって問題ないんだっけ??という疑問は残りつつ…
以前マイショップとして登録していたショップに電話で確認。
ショップ側担当者が出られないということで、カスタマーセンターに繋がったのですが店舗に確認してもらった結果は「5Gの対応端末をお持ちいただければ回線のみの契約ができます」とのこと。
やっぱり端末はいるのね。。。
まぁさすがにそこはチェックしないと、パケット無制限で使いたい人の契約変更が殺到するよなとも思うわけですが、とにかく端末を先に買って持って来いと。
ということで、前回の記事のとおり海外通販を使って5G端末を手配するという流れになったわけです。
端末買ったら、結局4G契約より高いじゃん!と思ったそこのアナタ!…正解です!!
実は開発用にAndroid端末も1台持っていまして、それが悪くない金額で売れそうだったので、リプレースすることで持ち出し金額はそんなに多くなさそうということから購入することにしました。
これが届かないトラブルにあっている端末の正体です。
端末が届き次第ショップの予約をして契約してきたいと思います。