通知領域に広告を送ってくるアプリの判定と配信停止
Androidで突然通知領域に広告が配信されるようになったというかた、多いのではないでしょうか。
auでは、ついにキャリア自らが通知領域への広告配信を始めた模様です。
無料のアプリというのは開発費を少しでも浮かせるために広告という手法を用いることが多いのですが、Androidでは通知領域へのプッシュ配信を行うことができます。
配信されるということは、それを知らないうちに許可しているということですが、アプリのパーミッション(権限の許可)に関しては別途記載したいと思います。
では早速、通知領域への広告を送ってくるアプリを判別する方法と、広告の配信停止方法です。
通知領域へのプッシュ広告を送るアプリの判定
通知領域へプッシュ広告配信を行うアプリを判定するためのアプリが存在します。
Androidマーケットから、AirPush Detectorをインストールし、実行してみてください。
表示されているアプリが通知領域へのプッシュ配信を行うことができるアプリですので、不要であれば削除してしまいましょう。
上記画像では、次に挙げるAirpush Permanent Opt outが表示されていますが、これは広告の配信停止ツールですのでプッシュ配信を扱うことができるというだけで実害はありません。
通知領域へのプッシュ広告の配信停止
通知領域へのプッシュ広告配信には、AirPushというソリューション(アプリ開発者のためにプッシュ配信広告を簡単に組み込める仕組み)を使っているものがほとんどで、このAirPushそのものに「配信しないでください」という意思を伝えるためのアプリです。
Androidマーケットから、Airpush Permanent Opt outをインストールし、起動します。
「I Dont Want Airpush Ads」というボタンをタップして終了です。
Airpush Permanent Opt outは、配信停止の意思を伝えるためだけのアプリですので、多くのスパムメール同様、先方が悪意を持ってしまうと配信停止の仕組み自体が成り立たなくなってしまうという危険性をはらんでいることも頭に入れておきましょう。
実際、マーケットでの評価は非常に低い物になっていますし、できることならAirpush Permanent Opt outではなく、プッシュ配信してくるアプリそのものを削除してしまうことをお勧めします。
auのキャリア公式広告の停止
auのキャリア公式広告を送ってくるのは、なんとau one marketです。
au one marketは、そのもののバージョンアップのタイミングで広告配信の可否を確認されるはずですが、アプリ同様に多くのユーザーは中身を確認せずに配信する設定になっているものと思います。
さすがにau one marketは削除できませんので、配信停止をする必要があります。
au one marketからの広告配信停止方法は、au one Marketが通知領域等に広告を配信しだした件 – Togetterに以下のようにまとめられています。
アップデート時に広告配信有無について質問されますが、ここを飛ばしてしまった場合は以下の手順で設定の確認・停止ができるようです。
(1)「トップ」タブを表示させた状態で一番下までスクロール
(2)「広告について」をタップ
(3)「配信停止・再開はこちら」をタップ
(4)ダイアログに表示されたボタンの表示を確認
→「広告表示」の場合は広告が無効状態なのでボタンをタップせずに戻るボタンで戻る(ボタンをタップすると広告が有効になる)
→「広告停止」の場合は広告が有効なのでボタンをタップして無効にする。
いずれにしても、突然送られてくる広告というのは多くのユーザーにとって気持ち良いものではありませんね。
プッシュ配信広告は法整備が進んでおらず、配信停止方法も記載されていないものがほとんどです。