約19年使ったドコモからワイモバイルに乗り換えた話

約19年使ったドコモからワイモバイルに乗り換えた話

元々は既に1回線使っているLINEモバイルにしようと思っていたのですが、たまたま立ち寄った家電量販店で格安SIM各社の評判等をヒアリングしたところ各社とも速度が出ていないということでした。
店員さん的なおすすめはワイモバイルだったのですが、インセンティブの関係で勧めているものと軽く考えていました。(あのときの店員さんごめんなさい)

というのもワイモバイルって、個人的に元々はあまり良い印象がありませんでした。

自分が持っていたイメージとしてはこうです。
長期間で契約させておき、最初数か月だけ割引で安く見えるが割引期間が過ぎるとたいして安くなく、途中解約しようとすると高い解約金を取られる。

ということで、全く検討の対象外だったのですが、可能性のひとつとしてゼロから調査しなおすことにしました。
回線移行までの考えや手順を以下に記載しておきます。

と、説明前ですが広告も貼っておきます(笑)

長年使ったドコモをやめようと思ったきっかけ

2年ほど前、ドコモでiPhone Xを買いました。
その分の月々サポートという割引があるので、ドコモ回線を毎月5400円程度の料金で使っていますが、この割引が11月まででなくなります。

そのタイミングで格安SIMへの移行を考えていたところに、iOS13とドコモ回線の組み合わせでの不具合が出たため、多少の出費にはなるけど一刻も早く買い替えようという気持ちに変わりました。

改正電気通信事業法で解約時違約金が変わった

携帯電話業界では2019年10月1日から改正電気通信事業法が施行され、各社とも解約時の違約金の見直しが行われました。
実はドコモの解約を待っていたのもこれで、既存契約も違約金が下がるものと思っていたら、自分が契約しているプランはなんと値下げ対象外。
しかも月途中の解約でも日割り計算は無しのプランということで、10月を待っていたのはなんだったんだろうかと…

現在の使用状況

回線変更の検討にあたり、使っているパケット量や通話の内容を調べます。
毎月の利用状況はこんな感じです。

  • パケット量は7GB程度
  • パケット利用はほぼSNS
  • 通話は少ないがたまに使い、5分を超えているケースもある

SNS利用がメインであるため、当初はSNS利用は無制限というLINEモバイルで契約容量を小さくしてコストダウンをと考えていました。

再度MNOの料金から調べ直し

MVNO各社は混雑時の通信速度が出ていないということでしたが、今使っているMVNO 2社(LINEモバイルとリペアSIM)については特に不満を感じたことはありませんでした。
これ、よくよく考えるとメインで使っている携帯はドコモで動画やSNSはドコモを使用しており、MVNOの用途としては仕事(主にメールや仕事用のSNS)と予備回線だったのです。

keisoku.ioで調べてみると、たしかに平日ランチ時間帯は1Mbpsどころか数百kbps程度しか出ていないMVNO事業者がほとんどです。
ただ、ワイモバイルとUQモバイルだけは例外です。
この2社がなぜ速いのかというのは格安SIM事情 2019年版に記載しています。

ということで、まずは大手3社の料金を調べ直します。
条件は前述の利用状況に従い、5分程度の通話無料と7GB程度のプランでの比較です。
違約金は10月1日~各社とも安くなったり廃止されたりしたので、あまり考慮していません。

まずはドコモから。(一応使い続けた場合のプランとして)
今までは20GB契約(5GB契約にあとから1GB足すのと料金が同じだったので)だったものが、30GB契約となります。
割引がまとめられていますが、自宅の光回線等を使わなければもう少し高くなると思います。(細かくは調べていません)

ドコモの料金シミュレーション 2019年10月

続いてau。
こちらも20GBと大き目のプランで、6か月を過ぎると税込み7,400円ぐらいでドコモと変わりません。

auの料金シミュレーション 2019年10月

ソフトバンクは一見安く見えますが自宅のネットとの抱き合わせの割引が入っています。
これを抜くと税抜きで7,980円(1年目は6,980円)です。
2GBを超えると50GBかつSNS使い放題のウルトラギガモンスター+とかなり大容量のプランになりますので自分の使い方では割高感があります。

ソフトバンクの料金シミュレーション 2019年10月

速度に問題がなさそうな格安SIM 2社を調べる

ワイモバイルとUQモバイルを調べると、まず料金よりも大きな違いとしてはワイモバイルはLINEの年齢認証が可能であるという点。
LINEモバイルにしようとしていた理由のひとつにコレがあり、条件としては必須と考えていたのでこの時点でUQモバイルが選択肢から落ちます。

ワイモバイルに関しては冒頭に書いたとおり良いイメージがなかったのですが、10月の改定からか解約金なしで変な長期契約は無しになっており、かなり今までとは違った印象です。

シミュレーション金額が見にくいのは今までどおりだったりしますが、9GBのプランで通話は10分まで無料、諸々の割引を抜くと料金は税抜きで3,980円(6か月間は770円割引)となりました。

ワイモバイルの料金シミュレーション 2019年10月

他の格安SIMと比べると高いですが、今よりかなり安くなります。

参考までにLINEモバイルの場合はこの金額です。
5分以内の通話無料オプションを付けるともう少し高くなるのと、SNSメインなのでパケットプランを1段階下げられると考えられると税抜き約3,000円ぐらい。

LINEモバイルの料金シミュレーション 2019年10月

ワイモバイルと約1,000円の価格差です。
個人的にヤフオクをよく使うので、ワイモバイルの特典でYahoo!プレミアムがincludeされており実質450円程度は減算できることになります。(このあたりの計算はざっくりです)

そもそもLINEの年齢認証のため、格安SIMの選択肢がワイモバイルとLINEモバイルしかないのもどうなの?という話ではありますが、このような流れでワイモバイルを申し込むことに決めました。

ワイモバイルのメリットとデメリット

最後にワイモバイルのメリットとデメリットをまとめておきます。

メリットはこんな感じ。

  • テザリングが使える
  • 混雑時間帯でも速い
  • 10分以内の通話無料
  • LINEの年齢認証ができる
  • ドコモではない(今回のみの事情)

ソフトバンク系は直近数日間での速度制限とかも厳しかったイメージがあるのですが、調べてみたところ今はなさそうです。

たいしてデメリットは…
ここはあまり表立って書かれていませんが、契約する上で理解しておいた方が良いです。

  • データの繰り越しができない

あとは他社より若干料金が高いこと、おそらく自宅の光回線等の営業電話が来ることぐらいでしょうか。

ということで、ご契約はこちらからどうぞ。

今使っているのがiPhone 11 Proですので、エリア的に不満が出てきた場合はIIJ mioのeSIMを追加して使う予定です。

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